天川神社へ③ ~変わらない場所~

前回からの続き…

お昼ご飯を食べた後は、足取りも軽く韋駄天さんへ。

 

木洩れ日が優しくひかる石段を登って、

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真新しい鳥居をくぐり、さらに 少しだけ歩くと

思いのほか早く神社につきました。

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右が ”井頭神社”(ここが韋駄天社でした)

えっ、さっき船岡山を案内していただいた方と同じ名前!!

不思議な偶然は続きますね~(笑)

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左が ” 山の神社”

2年前に来た時には、鳥居も きれいな社殿もなかった記憶が・・・、

新しく整備されたのですね。

 

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この山の気は、とっても軽く柔らかく優しい。

船岡山が 星が降りてくるような天のエネルギーなら、

ここは、やさしい大地のエネルギーなのかもしれません。

 

あっという間に15時近く、

最後に 天川沿いの道を”禊殿”へと歩きます。

川から吹いてくるやさしい風。

澄んだ天川の水の流れが美しい。

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禊殿にお参りした後は、六角岩の見える川の近くで一休み。

変わらない静けさの中で、

エメラルドグリーンの天川を感じられる幸せ。

こころが、落ち着きます。

 

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タイミング良く、前日に入手できた ”女神オイル”を楽しみました。

やっぱり、弁財天さんなのでサラスヴァティですかね~。

 

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山から流れてくる天川も、きらきら光っていて美しかったな。

 

12年前は、一泊したので天河神社で行われる朝拝や、

役行者空海も瞑想したという ”みたらい渓谷”に、足をのばぜた。

次回来るときは、やっぱり宿泊しよう!!

そして、変わらない天河神社の気や、まわりの自然を感じに、帰ってこよう!!

 

もう一度、天河神社にお参りしました。

ずーと、ここに居たい気持ちを残し、

15時40分、奈良駅へと出発しました。

(おわり)

天河神社へ ② ~斎庭(ゆにわ)~

前回からの続き・・・

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「お参りですか?」と、ひとりの男性の方に不意に声をかけられ、

「はい…、せいてんさん と、後から いだてんさん にも行こうと…」と、

『天河聖地MAP』に書いてあった神社の名前を告げかけると、

「しょうてん(聖天)神社です」と すかさず訂正され(笑)

「ここも、韋駄天さんも 山の神様です」と、さらにお話が続きそうな気配。。

「まずは、お参りしましょう」とうながされ、

 その方に続いて、私達も神妙にお参りをしました。

 

聖天神社のすぐ横から、船岡山全体を覆うように

網の柵が 張り巡らされていました。植樹をしているので、

動物が若木を食べてしまわないために、とのこと。

 

「中に入ってみますか?」と、言われ、

「えっ、いいんですか?!?!」と私達。

 

たぶん この地域にお住まいの方なんだろうなぁ…、

でも、今 会ったばかりの見ず知らずの私達を 

柵の中に案内してくれるという…。

どなたなのだろう? ひょっとして、聖天さんの神様?

いろいろ妄想しながらも(笑)、ありがたく柵の中へ。

 

天河神社に面した船岡山は、大きな木はすべて伐採されて山肌があらわになり、

切られた杉やヒノキの代わりに、広葉樹の若木が植えられていました。

 

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頂上へと続く 整備されつつある小径を

どんどん 歩いてゆかれるその方を 追いかけて、

必死でついてゆく。もう散策というより、軽い登山。

小径も 整備中なので 気を抜くと足を踏み外しそう(汗)

私達、どこへ行くのだろう? 着くのだろうか?

と少し不安な気持ちになった頃、

ようやく つづれおりの小径が終わり、船岡山の頂上に着いた。

 

息も絶え絶えだったが、そこからの景色がこれ!!

言葉に出来ないほど、感動した。

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さっき見上げていた大イチョウの巨樹ははるか下に見え、

真正面に見える 天河神社の赤い鳥居はミニチュアのようだ。

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右奥に(写真が切れていて映っていない^^;)天川が見える。

琵琶山、高倉山などの山々が 天河神社のむこうに広がる。

 

『天河聖地MAP』に広がる世界がそこにあった。

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この景色をみながら、さまざまなお話を伺った。

  針葉樹のかわりに広葉樹を植えて昔の里山に戻そうとしていること。

  この地で何年も間、土の中で眠っていた お茶 の種が、芽吹いたこと。

  5~6年もすると、ここで茶摘みが出来るということ。

  昔、天河神社の周りは川だった、水の中に浮かぶように社殿があったこと。

   弥山から天川へ、そして真名井の井戸(ご神体)へと繋がっているということ。

  それは、ヒマラヤ、ガンジス河、サラスヴァティと呼応すること。

  ”神をお招きする場所”の意の 斎庭(ゆにわ)をつくろうとしていること。

  船岡山は夜になると星が降ってくる、ここに 月見台をつくろうとしていること。

  天河神社にお参りに来た人が、船岡山を自由に歩ける小径をつくっていること。

などなど、お話は尽きなかった。

 

「壮大な計画で、長い年月がかかりますね?」とおたずねすると、

「100年計画です」「次の世代にこの里山を残してゆきたいのです」

と言われた時には、

その深い思いに感動で胸がいっぱいになった。泣きそうになった。

 

山を降りるときも、へっぴり腰は変わらずだったけれど(笑)

来た時とは、山肌の景色が違って見えました。

柔らかい土の感触、日の光を浴びた土の匂い、このまま寝転んでみたい。。

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もう一度、聖天神社に手を合わせてお参りをしました。

案内していただいたお礼を言って、別れ際に、

やっと お名前を聞くことが出来ました。「井頭です」と。

私達も自己紹介をして、再度お礼を言って別れました。

 

紹介していただいたお店で、遅いお昼ご飯を食べている間も、

井頭さんという方に、船岡山の頂上まで導かれた不思議と感動に、

言葉少なく、ボーとするしかなかった私達でした。

 

天河神社から帰って、

井頭さんは、天河神社の氏子さんで 斎庭(ゆにわ)プロジェクト代表の

お1人であることが、わかりました。

神様ではなかったけれど、ある意味  ”神様”ですね(笑)

だから、案内していただけたのですね。素晴らしい偶然に感謝です。

四季を感じる里山を取り戻したい!里山整備と300本植樹プロジェクト(斎庭 2020/12/25 公開) - クラウドファンディング READYFOR

 

神社の清々しい気(エネルギー)は、その土地本来のものであると同時に、

地域の方々が、その土地を守り続けてこられ、これからも守り続けるという

おもいに支えられているということを、忘れないでおこうと思いました。

 

さて、お昼ご飯の後は、韋駄天さんへ。 次回へ続く。

天河神社へ ①

昨日の 春分の日

天河神社に行ってきました。

2010年8月と2020年3月に行ったので、今回が三回目。

 

ある方に教えていただいた『天河聖地MAP』。

前回行った時には、このMAPのことを知らなかったので、

今回は、このMAPを片手に 

天河のエネルギーを じっくり感じながら

巡ってみたいと思っていました。

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ひとりで 電車とバスに乗って行くつもりでいたのですが、

友人が、「その日は三人で(私ともう一人の友人)

天河神社に行くと手帳に書いてあるよ…」と(笑)

それが、一か月前のこと!!

私は、その友人に天河神社に行くことを言っていなかったし、

もう一人の友人も初めて聞く話。

なんとも不思議な話なのですが、それなら三人で行きましょうとなり、

奈良駅からレンタカーを借りることになりました。

 

まず 天河神社の手前20分くらいのところにある 

丹生川上神社下社(にうかわかみじんじゃしもしゃ)へ。

天河神社を調べていた3日前、この神社が目にとまり 、

偶然、友人も気になっていたことがわかり、寄ってみることに。

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とても歴史が古い神社のようで、

深い森の中にそびえ立つ社殿のいわれや、

二月堂のお水取りで使われる若狭のお水送りとのかかわり など、

ワクワクするようなお話を丁寧に教えていただきました。

足を運んでみて 良かったです!!

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祈雨の黒馬 くろちゃん♡ と 祈晴の白馬 しろちゃん♡

 

 

それから、正午ジャストに、天河大弁財天社 へ。

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曇っていた空には 太陽が照りだし、青空にたなびく雲がきれい。

 

拝殿に足を踏み入れただけで、空気が変わります。

お参りのあと、そこにたたずんでいると、

時おり 風がほおを撫で、鳥の声や、木々のざわめきが、

静かな安らぎを感じさせてくれます。

以前訪れたときと、何も変わらない 空気感。

帰ってきた という気持ちになります。

 

 

一時間くらい のんびり天河神社にいたあとは、

『天河聖地MAP』片手に 散策。 

 

まずは、樹齢3000年の大イチョウへ。

高さ35m 周囲7m弱の 巨樹は、

奈良県の天然記念物に指定されているそうです。

大きいです! 立派です!

黄色い葉が色づくところを 見てみたいなと思いました。

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いったん道路に降りてから、階段を登って木の高架を渡り

鳥居をくぐってから、聖天(しょうてん)神社へ。

(聖天神社の写真は天河神社のHPより) 

 

春分の日ということもあって、

天河神社では 割と人が多かったのですが、

ここまで来ると、私達以外 誰もいません。 

 

・・・と思ったら、

「お参りですか?」と ひとりの男性の方に 声をかけられたのです。

ここから 本当に思わぬことが展開していったのです~。

この続きは、次回へ。。                          

鞍馬寺に行ってきました

 

昨日、今年初の 鞍馬寺にお参りへ。

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去年の5月以来 やっと行けました。

前日に、

『よし行こうと‼』と 思ったのは、

鞍馬寺HPを開けたとき、

信楽香仁貫主の、雲珠桜(うずざくら)の文章が飛び込んできたから。

 

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鞍馬山に咲く桜のことを、雲珠桜というそうです。

本堂前に咲く、雲珠桜(うずざくら)に出合えました。

お日さまが照っているのに、雨が降ってきて…

まるで 桜の花びらから 雫が 落ちてきているよう。

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「・・・

 幸不幸を超え

 包み込む 大宇宙の静かな歩みに

 耳を澄まし 全てを忘れ

 春のよろこびに 溶け込み

 鞍馬山の自然に 全てを委ねたい」

 

1924年に生まれ(今年98歳)

20歳で入山し、鞍馬の大自然の中で生きてこられた

信楽香仁女性貫主の言葉が すーと胸に響き、

 

いろいろなことで、こころが揺れ動いてしまう 今、

春のよろこびを全身で感じ 

鞍馬山の自然の中に 身を委ねたい~‼ と思いました。

 

 

いつものように尊天さまにお参り。

 毘沙門天王 には、

  「・・・」無言で見守られ、

 護法魔王尊 には、

  「しっかりするのですよ 応援しているからね」 と、言われ、

 千手観世音菩薩 には、

  「あまねく人と つながりましょうね」 と、言われた。

いえいえ、

天から声が聞こえてきた訳ではないです(笑)

何となくそんな感じがした…のです。

それでも、とても 嬉しいような、清々しいような気持ちになりました。

 

春の伊吹を身体中で感じることが出来た一日でした。

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帰り道、雨に降られましたが、

いつも利用している駐車場の方が、

降るかもしれないので 持っていったらいいよ と、

貸していただいた傘のおかげで

濡れずに 歩いて降りてこられました。 感謝。

くつろぎのヨーガ ”鼻うがい”

昨日は、くつろぎのヨーガの時間。

 

ご一緒していただいた方と、”鼻うがい”の話題になった。

 

海やプールなどで、鼻に水が入って痛い思いをした人は、

”鼻うがい”と聞くだけで、エッー!痛い!無理!と反応するかもしれないね。

 

でも、意外と痛くない。

いろいろなキッドが販売されているようだけれど、

家にある、コップとぬるま湯と食塩でも大丈夫。

人体に近い温度と、塩分濃度…0.9% だとか、

ぬるま湯180mlに ティースプーン2分の一くらいかな。。

 

痛かったのは、真水だったり塩分濃度が高かったせいかなと思う。

 

片鼻から入れて、口から出す。

文章で読むと、ギョッとするよね(笑)

慣れるまでは、口から出すのが難しいかも。

片鼻から入れて、同じ鼻から出す→片鼻から入れて、反対側の鼻から出す

→…で、慣れてきたら口から出す。

 

注意点は、

うがいのように、決して上を向かないこと。確実に鼻が痛くなります(笑)

一日に何度もすると、粘膜が取れてしまうこと。

夜寝る前にはしないこと。

 

マスク生活が長引いているよね。

花粉やら、なんやらが飛んでくる季節。

いろいろなことで、心がザワツク日々。

うがいと共に、鼻うがいをするとスッキリ!!

良いかもです。

 

…と、

ヨーガでくつろいだ後のお茶の時間。

”鼻うがい”トークでした。

 

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Nobody Is Right(中島みゆき)

f:id:HATOKO:20220305104845j:plain中島みゆきの唄。

Nobody Is Right 

 Nobody Is Right, Nobody Is Right, Nobody Is Right, Nobody Is Right
 Nobody Is Right, Nobody Is Right, Nobody Is Right, Nobody Is Right
 Nobody Is Right, Nobody Is Right, Nobody Is Right, Nobody Is Right
 Nobody Is Right, Nobody Is Right, Nobody Is Right, Nobody Is Right

 もしも私が全て正しくて とても正しくて 周りを見れば
 世にある限り全てのものは 私以外は間違いばかり
 もしもあなたが全て正しくて とても正しくて 周りを見れば
 世にある限り全てのものは あなた以外は間違いばかり
 つらいだろうね その1日は
 嫌いな人しか 出会えない
 寒いだろうね その1生は
 軽蔑だけしか いだけない
 正しさと正しさとが 相容れないのはいったい何故なんだ
 Nobody Is Right, Nobody Is Right, Nobody Is Right, 正しさは
 Nobody Is Right, Nobody Is Right, Nobody Is Right, 道具じゃない

 悪い人などいないだなんて あいにくですが頷けません
 正しい人こそいないんじゃないか カンペキ正しいってどういう人だ
 争う人は正しさを説く 正しさゆえの争いを説く
 その正しさは気分がいいか
 正しさの勝利が気分いいんじゃないのか
 つらいだろうね その1日は
 嫌いな人しか 出会えない
 寒いだろうね その1生は
 軽蔑だけしか いだけない
 正しさと正しさとが 相容れないのはいったい何故なんだ
 Nobody Is Right, Nobody Is Right, Nobody Is Right, 正しさは
 Nobody Is Right, Nobody Is Right, Nobody Is Right, 道具じゃない

 Nobody Is Right, Nobody Is Right, Nobody Is Right, 正しさは
 Nobody Is Right, Nobody Is Right, Nobody Is Right, 道具じゃない

中島みゆき「ここにいるよ」初回盤特典DVD「Nobody Is Right 」ダイジェスト動画 - YouTube

 

2007年の中島みゆきの唄です。

争う人は正しさを説く 正しさゆえの争いを説く=

戦争が生み出すものは何もないよね。

何も行動できないからと、自分を責めることはない。

心に平和を祈るだけでも、大きな力になるのだから。

 

身近な人との関係の中で、

自分は正しいことをしている。

私は間違っていない。

何故わかってくれないんだ。

って、思うことあるよね。

そんな時は、 ”正しさって何だろう?”って、

中島みゆきの唄 ”Nobody Is Right” 

を、思い出してみるといいね。

木内みどり さん

世界は変えられる!!

 

今日、偶然見つけた

木内みどりさんのTEDの動画。

たぶん、亡くなる少し前。

 

誰にも言ったことのない二つのお話。

お母さまの深い愛。

 

世界は変えられる!!

木内みどりさんの魂のメッセージ。

You can change the world | Midori Kiuchi | TEDxSaikaiSalon - YouTubega

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