"外側には何もない" ~再び 鞍馬寺 そして 貴船神社~

4月10日に、貴船神社鞍馬寺に行ってきました。

もう今日は26日、あっという間に半月が過ぎてしまいました。

 

今回の鞍馬寺は、友人二人を 車でご案内するのが目的でした。

開門の朝九時に入山しましょうと話してましたが、

・・その前に、

いつもの ピンとくる予定変更(笑)

先月、丹生川上神社下社に行ってから、

水の流れを感じたくなり、貴船神社に寄ることにしました。

数台しかない神社下の駐車場に、朝8時過ぎに到着。

朝早くてごめんね、お友達。

 

車を降りると、川音が飛び込んできた・・。

 

早朝の神社は、空気が澄んでいて、

幻想的な空間への入り口のよう・・。

 

樹齢四百年、御神木の桂の木が、大地から天へと広がっていました。

桂の葉っぱは、丸くて可愛らしい ハート♡の形をしています。

いつ来ても、清らかなエネルギーをいただけます。

 

奥宮まで、歩いてお参り。ここは 異空間のように静かです。

 

車で移動して、鞍馬寺へ。いつもの山門下の駐車場へ。i

今回は、行きも帰りもケーブルを使わずに歩いて入山。

加えて、木の根道や魔王殿まで足をのばしたので、かなりたくさん歩きました。

でも、桜吹雪や新緑の鞍馬山を充分楽しめたので、足の痛さも忘れて大満足。

 

 

そして、今日のお題 ”外側には何もない” って?

 

いつものように、本堂で三つの尊天さまにお参りした時のこと。

今日は、毘沙門天王さんが気になりお声を聞くことに(笑)

鞍馬寺毘沙門天さんは、遠くを眺めるように手をかざしているのです。

北方を守る毘沙門天さん、京都市内を見渡しているのでしょうか・・。

(ちなみに 今年は、鞍馬山毘沙門天さんが出現して1250年ですって!)

 

その毘沙門天さんに、

   「広~く、見渡しなさいネ~」

   「外側じゃなく、自分の中をですよ~」

   「心や身体、すべて、広~く、広~く」

   「見てみるんですよ~」

と、言われたのです、はい。 …のような気がしたのです(笑)

 

そうだよね、外側には何にもないよね。

あるのは、自分が作り出している 自分が見たい世界。

鞍馬寺毘沙門天さんのように、手をかざして、

隅々まで、自分の内側を見てみよう!!

大丈夫。 何を見つけても、すべて自分なのだから。

 

桜のむこうに、上弦の月が・・。